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TPCマーケティングリサーチ、機能性表示食品(日常生活トラブル編)市場の結果、2017年度は前年度比約2.1倍の730億円に

2019.05.27 17:22 更新

 TPCマーケティングリサーチは、機能性表示食品市場について調査を実施した。その結果、2017年度の機能性表示食品市場は、前年度比約2.1倍の730億円となった。同市場は、届出が受理された製品が相次いで発売されたことで市場が拡大した。

 2017年度の機能性表示食品市場は、前年度比約2.1倍の730億円となった。要因としては、届出が受理された製品が続々と発売されたことが挙げられる。なお、同調査では全19ヘルスクレームのうち、「歩行機能の改善」、「美肌・肌の保湿」、「ストレス緩和・疲労感の軽減」、「目の健康維持」、「記憶力の維持」、「睡眠改善」、「体温維持」、「目や鼻の不快感を軽減」、「抗酸化」、「口・歯の健康」の計10個を取り上げ算出している。

 ヘルスクレーム別では「歩行機能の改善」が構成比43.7%の319億円で最大となった。次いで、「目の健康維持」が同17.2%の125.5億円、「睡眠改善」が同10.2%の74.5億円などで続いている。

 「歩行機能の改善」は、前年度比約2.5倍となった。これは、サントリーウエルネスの「サントリーグルコサミンアクティブ」やエバーライフの「皇潤」シリーズといった売上の大きい商品が、機能性表示食品としてリニューアル発売されたことによるものである。

 「記憶力の維持」は、同約4.6倍となった。同市場は、サントリーウエルネスの「オメガエイド」が機能性表示食品にリニューアル発売したことや、中高年をターゲットにしたロッテの「歯につきにくいガム」が増収したことで売上が増加している。

 「体温維持」は2016年度比4.5倍となった。要因としては、キリンビバレッジの「キリン サプリ」シリーズが新たに発売されたことが挙げられる。同商品は、手軽に摂取することのできるスポーツ/ウォーター系飲料であり、ビジネスパーソンを中心に需要を伸ばしている。

 2018年度は、前年度比18.4%増の864億円となる見込み。特に「口・歯の健康」は、オハヨー乳業の「ロイテリ ヨーグルト」が、販売エリアを全国に拡大したことで売上が伸びる見通しだ。

TPCマーケティングリサーチ=https://tpc-cop.co.jp/


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