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富士経済、機能志向食品の国内市場調査、ダイエットサポート商品やボディメイクをサポートするプロテイン配合商品が続伸

2019.02.26 14:48 更新

 富士経済は、機能性表示食品の新商品投入により再び市場が活性化し、拡大を続ける機能志向食品(機能志向食品:健康(Health)や美容(Beauty)に良いというコンセプトをもった商品(H・Bフーズ)のうち、機能面を重視した一般用医薬品との競合が予想される商品(健康食品とシリーズサプリメント))の国内市場を調査した。その結果、2018年市場見込では、チャネル別はインバウンド需要が盛り上がり薬局・薬店が高い伸び示し、機能志向食品は9399億円(前年比3.2%増)に達すると予測する。

この調査では機能志向食品をダイエット、美肌効果、マルチバランスなど訴求効能別、プロテインやコラーゲンなど成分別に分類し、市場を調査・分析した。その結果を「H・Bフーズマーケティング便覧 2019 No.2-機能志向食品編-」にまとめた。

 近年の機能志向食品市場は、2014年に消費税増税後の高単価商品を中心とした需要回復の遅れなどから縮小したが、2015年にスタートした機能性表示食品の新商品投入などによって停滞感が強まっていた市場が活性化し、以降拡大を続けている。

 2018年は、脂肪低減訴求などのダイエットサポート商品、ボディメイク訴求のプロテイン配合商品、“チャコールクレンズ”といった新たなコンセプトの商品の登場によってダイエット訴求商品がけん引し、機能志向食品市場は前年比3.2%増の9399億円が見込まれる。ダイエットのほかには、マルチバランス、生活習慣病予防、美肌効果、骨・関節サポート、ホルモンバランスなども好調である。一方、伸長を続けてきたグリーンチャージはミドリムシ配合商品の停滞により縮小するとみられる。

 また、2018年は、前年はじめには落ち着きつつあったインバウンド需要が再び盛り上がりをみせ、美肌効果、マルチバランス、ダイエットなどで需要獲得がみられた。店舗販売を中心に展開する参入企業各社はインバウンド需要獲得に向けたプロモーションを強化する動きを活発化させている。

 チャネル別では、ドラッグストアでのインバウンド需要の獲得が進む薬局・薬店が好調である。2018年は前年比6.1%増の1280億円が見込まれ、ダイエット、グリーンチャージ、生活習慣病予防、マルチバランスなどの比率が高い。

 また、メインチャネルの通信販売は2018年に5000億円突破が見込まれ、訴求効能別にはダイエット、生活習慣病予防、滋養・強壮、骨・関節サポートなどの比率が高い。次に規模が大きいのは訪問販売であるが、会員の高齢化などから減少が続いている。

富士経済=https://www.fuji-keizai.co.jp/


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