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TPCマーケティングリサーチ、スーパー惣菜/CVS・FF商品戦略・開発動向について調査、2018年度は好調な推移が続き前年比2.1%増の3兆8271億円となる見込み

2018.12.25 18:47 更新

 TPCマーケティングリサーチは、スーパー惣菜/CVS・FF商品戦略・開発動向について調査を実施した。その結果、2017年度のスーパー惣菜・CVS・FF市場は、前年比1.9%増の3兆7477億円となった。2018年度も好調な推移が続き、前年比2.1%増の3兆8271億円となる見込み。

 2017年度のスーパー惣菜/CVS・FF市場は、前年比1.9%増の3兆7477億円となった。これは、共働き世帯の増加により調理の時短ニーズが拡大していることや、核家族・単身者世帯の増加や少子高齢化の進展等が背景にある。

 分野別では、CVS・FFが構成比64.9%の2兆4317億円、スーパー惣菜が同35.1%の1兆3,160億円となっている。CVS・FF市場は、前年比2.2%増となった。CVS各社は、おにぎりや弁当、調理麺等の定番商品のブラッシュアップや、「焼き鳥」や「揚げ物惣菜」といったカウンターFFにおけるメニュー強化等が奏功し、全般に堅調に推移している。

 特に、おにぎりとカウンターFFは、それぞれ前年比約3%増と好調に推移した。前者は、大手チェーンが大幅なリニューアルを実施したこと等から順調に拡大。また、後者については、各社で「焼き鳥」の販売強化が活発化していることに加え、夕夜間ニーズに対応したメニュー拡充が進んでいること等が売上増に繋がっている。

 スーパー惣菜市場は、前年比1.5%増となった。要因としては、定番アイテムとして各社で売れ筋となっているコロッケや唐揚げなどの揚げ物が売上を伸ばしたことや、健康志向の高まりからサラダや和惣菜のニーズが拡大したことが挙げられる。また、米飯類については、弁当が特に好調に推移。”野菜が摂れる”訴求等の健康訴求アイテムや、自社開発の高価格帯アイテム等が伸長している。

 2018年度は、前年比2.1%増の3兆8271億円となる見込み。今後も中食市場の拡大は続くとみられ、ビッグマーケットながら堅調に拡大する方向。スーパー・CVSチェーン各社は、社会のニーズに対応する形で引き続き中食部門を強化していく方針とみられる。

TPCマーケティングリサーチ=http://www.tpc-osaka.com/


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