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TPCマーケティングリサーチ、健康食品の通販事業戦略について調査、2017年度の市場は前年度比3.6%増の5040億円に

2018.10.22 18:12 更新

 TPCマーケティングリサーチは、健康食品の通販事業戦略について調査を実施した。その結果、2017年度の通販健康食品市場は、前年度比3.6%増の5040億円となった。

 2017年度の通販健康食品市場は、前年度比3.6%増の5040億円となった。同市場は、この10年間で約1.4倍に拡大している。この背景には、高齢者人口の増加や消費者のセルフメディケーション意識の高まりによる機能性表示食品の拡大がある。

 分野別でみると、サプリメントが同3.2%増、青汁が同4.8%増、飲料が同6.6%増、食品が同2.7%増とそれぞれ好調に推移している。

 訴求別でみると、生活習慣病が同8.0%増、ロコモが同6.8%増、アイケアが同3.4%増、ダイエットが同3.3%増、美容が同2.2%増で好調に推移している。これらの訴求では、科学的根拠を有するトクホや機能性表示食品が消費者の購買意欲を喚起し、売上を伸ばしている。その一方で、近年は健康食品の表示や品質に関する規制強化も進んでおり、トクホや機能性表示食品が行政処分の対象となるケースも増えている。

 主要企業別でみると、機能性表示食品に注力する企業が売上を好調に伸ばしている。なかでも味の素は、機能性表示食品に刷新した「グリナ」や「アミノエール」が好調に推移し、同19.1%増と拡大した。

 富士フイルムヘルスケアラボラトリーも、機能性表示食品を中心に品揃えを強化したことが奏功し、同14.0%増となった。また、世田谷自然食品や大正製薬は、看板商品のグルコサミンサプリメントが順調に推移したこと、青汁が大幅に伸長したことから、2桁増の売上を達成している。

TPCマーケティングリサーチ=http://www.tpc-osaka.com/


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