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TPCマーケティングリサーチ、医家向けサプリメント市場について調査、2017年度は前年度比6.1%増の175億円に

2018.08.10 11:38 更新

 TPCマーケティングリサーチは、医家向けサプリメント市場について調査を実施、その結果を発表した。その結果、2017年度の医家向けサプリメント市場は、前年度比6.1%増の175億円となった。セルフメディケーションの推進や、エビデンスデータの蓄積による商品への信頼性の高まりが背景にある。

 2017年度の医家向けサプリメント市場は、前年度比6.1%増の175億円と、7年連続での増加となった。要因としては、セルフメディケーションの推進やエビデンスデータの蓄積による信頼性の高まり、参入企業が増加したことなどが挙げられる。

 セルフメディケーションの推進については、少子高齢化の進行に伴う国の医療費抑制策によるところが大きい。また市場では、病気になる前に自ら医家向けサプリメント等で不足している栄養素を補い、QOL を向上させることで治癒力を高める代替療法のニーズも高まっている。

 エビデンスデータについては、医療機関で利用されるサプリメントであることから、商品に配合されている素材のエビデンスデータを公開するメーカーが増加した。これにより医家向けサプリメントの機能性への信頼が高まり、利用する医療機関の増加に繋がっている。

 さらに、これまで商品を展開していなかった医薬品メーカーなどの参入が活発化している。これは、薬価引き下げなどの医療費抑制策により主力である医薬品事業の市場環境が伸び悩んでいることから、新たに医家向けサプリメント事業を展開。これにより、市場全体が活性化されている。

 なお、医家向けサプリメントが国内のサプリメント市場に占める割合は2.8%と拡大傾向にある。一般のサプリメントに比べ、医家向けサプリメントの伸長率が高く、市場の成熟も進んでいないことから、今後もサプリメント全体に占める割合は増加していくとみられる。

TPCマーケティングリサーチ=http://www.tpc-osaka.com


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