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TPCマーケティングリサーチ、飲料総市場について調査、2017年度の清涼飲料市場は前年比ほぼ横ばいの3兆8217億5000万円に

2018.06.08 15:37 更新

 TPCマーケティングリサーチは、飲料総市場について調査を実施した。その結果、2017年度の清涼飲料市場は、前年比ほぼ横ばいの3兆8217億5000万円となった。特に野菜系飲料は、新規ユーザーに向けた拡販が進み、5.7%増と好調だった。

 2017年度の清涼飲料市場は、前年比ほぼ横ばいの3兆8217億5000万円となった。炭酸飲料や茶系飲料、野菜系飲料、健康系飲料などが前年を上回ったものの、果汁飲料やコーヒー飲料、スポーツ・機能性飲料は縮小している。分野別では、炭酸飲料が前年比0.3%増、茶系飲料が同1.0%増、野菜系飲料が同5.7%増、健康系飲料が同2.5%増となった。このうち野菜系飲料は、新規ユーザーに向けた拡販が進んだことで、好調に推移した。なお、同分野では消費者の健康意識の高まりに加え、飲用シーンの多様化が進んでいることから、スムージーが市場拡大を牽引している。

 炭酸飲料は、機能性表示食品や特定保健用食品といった高機能性飲料の台頭により、健康意識の高い消費者の取り込みが進んでいる。茶系飲料は、日常的に飲用できる無糖茶としての需要が拡大しており、特に緑茶や麦茶の成長が著しい。健康系飲料は、ドリンクヨーグルトや乳酸菌飲料、豆乳・大豆飲料が好調に推移し、市場は安定した成長が続いている。

 2018年度の清涼飲料市場は、前年比1.8%増の3兆8897億円程度となる見込み。各カテゴリーとも前年を上回る推移となり、今後も市場は拡大していくことが予想される。

TPCマーケティングリサーチ=http://www.tpc-osaka.com


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