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TPCマーケティングリサーチ、酒類総市場について調査、2017年度の低アルコール飲料市場は金額・数量ベースともに2桁前後の成長に

2018.06.11 12:49 更新

 TPCマーケティングリサーチは、酒類総市場について調査を実施した。その結果、2017年度の低アルコール飲料市場は、金額、数量ベースともに2桁前後の成長となった。

 2017年度の低アルコール飲料市場は、金額ベースが前年比8.9%増の2839億円、数量ベースが同10.1%増の1億8000万ケースとなり、2桁前後の伸びで拡大した。同市場では、改正酒税法で店頭価格が上昇したビール類からの需要流入、多様なニーズに対応した品揃えなどが若者世代を中心として需要を取り込んでいる。

 メーカー別(数量)でみると、サントリーホールディングスがシェア40.1%でトップ。次いで、キリンビールが29.4%で続いており、上位2社で約7割を占めている。以下、アサヒビール(12.7%)と宝酒造(11.5%)がシェア10%以上となっている。メーカー別の販売数量は、サントリーホールディングスが前年比9.9%増の7210万ケース、キリンビールが同8.4%増の5290万ケース、アサヒビールが同7.5%増の2278万ケース、宝酒造が同13.0%増の2063万ケースとなった。同市場は、“高アルコール”商品の需要拡大が各メーカーの売上増に寄与している。

 2018年度は、金額ベースが前年比10.4%増の3134億円、数量ベースが同12.4%増の2億230万ケースとなる見込み。各社が活発に新商品などの投入で需要を喚起しており、酒類市場でも数少ない成長カテゴリーの需要を巡る動きがさらに激しくなっていく見通しだ。

TPCマーケティングリサーチ=http://www.tpc-osaka.com


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