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TPCマーケティングリサーチ、インナービューティー市場について調査、2016年度は前年度比4.0%増の1165億円に

2018.06.05 13:04 更新

 TPCマーケティングリサーチは、インナービューティー市場について調査を実施、その結果を発表した。2016年度のインナービューティー関連商品市場は、前年度比4.0%増の1165 億円となった。同市場は、2012年度比約1.2倍に拡大している。

 2016年度のインナービューティー関連商品市場は、前年度比4.0%増の1165 億円となった。同市場は、女性の健康および美容意識の高まり、インバウンド需要の影響、機能性表示食品制度の開始によって、2012 年度比約1.2倍に拡大している。

 これは、女性の健康や美容意識の高まりを背景に、外面からだけでなく内面からも美容成分を摂取したいとする強い意向が働いていることが挙げられる。これを受けて各社は、美肌効果や美白効果、アンチエイジング効果を持つ成分を含んだ商品を展開し、女性の多様なニーズに対応している。主に、コラーゲン配合の美容ドリンクや美白効果を訴求したサプリメント、シミ・そばかす・ニキビなどの肌トラブル改善を謳った OTC医薬品、機能性表示食品などが挙げられる。

 インバウンド需要は、2015年度に訪日外国人の消費行動により化粧品系企業や医薬品系企業の売上が大幅に増収したことで、同年度は前年度比16.1%増と大きく拡大している。具体的には、ポーラの「ホワイトショット」やエスエス製薬の「ハイチオール」などといった美白効果を訴求したサプリメントやOTC医薬品が高い人気を集め、市場規模の拡大に貢献している。

 機能性表示食品制度は、同制度開始によって「肌の潤いの保持」を商品の機能として訴求できるようになった。それ以降、各社は新商品の投入や既存商品の刷新を行い、より効果性の高い美容食品を求める消費者に向けて機能性表示食品の拡販に注力している。具体的には、エーザイや富士フイルムヘルスケアラボラトリー、トウ・キユーピー、資生堂などの企業が主にヒアルロン酸やセラミド、アスタキサンチンなどを使用したサプリメントや美容ドリンクを展開し、売上を伸ばしている。

TPCマーケティングリサーチ=http://www.tpc-osaka.com


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