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富士経済、健康志向食品・機能志向食品を合計したH・Bフーズ国内市場調査、2018年市場予測は2兆3660億円に

2018.06.26 12:07 更新

 富士経済は、昨年9月から4回に分けて、健康(Health)や美容(Beauty)に良いというコンセプトをもった商品をH・Bフーズとして、その市場を調査している。その第4回目として、H・Bフーズ市場を総括分析するとともに、訴求効能別に分析してきたH・Bフーズ市場を成分別やコンセプト別に横断的な分析を試みた。また、主要・注目企業の動向、H・Bフーズのチャネル別販売動向も明らかにした。

 その結果、2018年市場予測(2017年見込比)では、機能性表示食品の台頭が拡大に寄与し、H・Bフーズ国内市場は2兆3660億円(2.0%増)に達する見通しだ。ドリンクヨーグルト、乳酸菌飲料が伸び拡大する乳酸菌類は、4112億円(4.3%増)に達すると予測する。子どもの栄養補助や虫歯予防に対する意識の高まりによって、キッズサプリメントは100億円(5.3%増)に達するものと見込まれる。なお、詳細を報告書「H・Bフーズマーケティング便覧 2018 総括編」にまとめた。

 2017年のH・Bフーズ国内市場は前年比3.2%増の2兆3195億円が見込まれる。健康志向食品は、8月以降の天候不順や機能性表示食品の台頭により特定保健用食品が苦戦しており、伸びが鈍化している。機能志向食品は、景品表示法違反や特定商取引法違反により販売を終了した商品や業務の一部を停止したメーカーがあるなど、生活習慣病予防カテゴリーが前年割れとなるが、飲むだけの手軽なダイエットサポート商品やグリーンチャージ、マルチバランスなど栄養補給のベースとなるカテゴリーが好調を維持し、拡大している。また、商品数の増加や、アサヒ飲料「カラダカルピス」などのヒットがみられた機能性表示食品が拡大に寄与している。

富士経済=https://www.fuji-keizai.co.jp


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