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日本光電、「両親とのつながり」に関する調査、同居していない両親に対して「敬老の日」に「何もしていない」との回答が約6割占める

2017.09.12 12:59 更新

 日本光電工業(以下、日本光電)は、敬老の日に合わせて、自分の両親と同居していない全国の30~60代を対象に「両親とのつながり」に関するインターネット調査を実施した。調査の結果、2人に1人は親の体調に不安を感じており、気にかかっているものの、「敬老の日」には何もしていない人が約6割を占めた。さらに、5人に1人は1年に一度も両親のもとに帰省できていない現状が明らかになった。また、同居していない親とのコミュニケーションについては、若い世代はSNSやメールでつながっている一方で、50代以上の世代では電子メールなどの利用も減り、つながり方に課題があることが浮き彫りとなった。

 調査ではまず、昨年の敬老の日に両親に対してとった行動を聞いたところ、最も回答が多かったのが「何もしていない(60.3%)」で、全体の約6割を占めた。とった行動を見てみると、多かった回答は「訪問した(帰省を含む)」の15.8%、「一緒に食事に行った」「プレゼントを贈った」の14.9%であり、一緒に時間を過ごしたという回答が上位に挙がった。

 年代別に分析したところ、「何もしていない」と答えた人はどの世代においても60%前後を占めた。30代では「一緒に食事に行った(17.4%)」、40代では「訪問した(16.2%)」と直接両親と顔を合わせる行動が続いていたことに対し、50代と60代においては「プレゼントを贈った」に回答が集まった。年代が高くなるほど直接会うのではなくプレゼントを贈るという手段を選ぶ人が増えることわかった。

 両親にしてあげたいと思っていることを聞いたところ、一番多かったのが「訪問したい(帰省を含む)」で全体の約4割を占めた。次いで「国内旅行に一緒に行きたい(招待したい)」が28.6%、「一緒に食事に行きたい(招待したい)」が24.8%と続き、敬老の日をきっかけに両親と一緒に時間を過ごしたいという考えが伺える結果となった。一方で、「何もしてあげたいと思わない」が18.2%と5位までにランクインし、約5人に1人が敬老の日に両親に対して特別なアクションを起こそうと考えていないことがわかった。なお、1位から5位までランクインした項目は、昨年の敬老の日に実際にしてあげたこととほぼ同じものが揃う結果となった。

 日頃、両親とどのようなコミュニケーションをとっているか聞いたところ、最も多かった回答が「訪問する」で65.9%にのぼった。この結果から、離れて暮らしていても、極力対面でのコミュニケーションをとろうと心がけている人が多いことが垣間見えた。ツールを使ったコミュニケーションでは「電話をする(52.6%)」が過半数を超え、「電子メールをする(17.9%)」や「LINE・メッセンジャーでメッセージを送る(14.5%)」と大きな差をつけた。また、SNSやビデオチャットは、まだまだコミュニケーション手段として定着しておらず、電話が最も一般的な手段だという事実が明らかとなった。「手紙やはがきを送る」は3.6%と1割を下回る結果となった他、「何もしていない」と答える人が11%もいることがわかった。

 年代別にみてみると、「訪問する」がどの世代においても一番多い回答となり、60%を上回った。30代では電話や電子メールの他に、35.7%の人がLINE、メッセンジャーを使ったコミュニケーションをとっていることがわかった。40代ではLINE、メッセンジャーでメッセージを送ると回答した人は12.2%まで減少するものの、電話や電子メールをすると回答した人は30代と大きく変わりはなかった。50代は電子メールをすると回答する人が減り、訪問と電話が主流であることが明らかになった。60代では何もしていないと回答した人が18.7%おり、各世代で最も多い数値となっている。

 


 両親との電話をどのくらいの頻度で行っているか聞いたところ、1ヵ月に数回程度(18.3%)という回答が最も多かった。年に数回程度(17.0%)、1ヵ月に1回程度(15.6%)と続き、程良い頻度で電話でのコミュニケーションをとっていることがわかった。「全くしない」や「年に1回程度」と電話でのコミュニケーションに消極的な回答を示した人は全体の1割未満にとどまっており、コミュニケーション手段として電話が有効活用されていることが明らかとなった。また、一回の電話の会話時間で最も多い時間数を聞いたところ、5分以内と回答した人が最も多く、41.7%にのぼった。5分~10分未満と答えた人が32.2%、10分~30分未満と答えた人が18.3%と、30分以内の短い会話時間が全体の約9割を占める結果になった。

 過去1年間にいつ親の元へ帰省したか聞いたところ、最も多かったのが「正月」の59.2%であった。他にも「夏休み」が55.1%、「ゴールデンウィーク」が37.5%と祝日や歳時に合わせた連休を利用して多くの人が帰省していることがわかった。一方で、「帰省していない」と回答した人が18.8%おり、約5人に1人は1年の間に一度も両親の元へ帰省していないことが明らかになった。

 両親の体調について不安があるか聞いたところ、「とても不安がある」「少し不安がある」と回答した人が6割を超え、2人に1人以上が現在不安に思っていることが明らかとなった。また、「今は不安はないが、そのうち不安になると思う」という将来的に不安を感じそうな人が30.1%いた。まったく不安を感じていない人はわずか6.9%にとどまっており、将来的な不安も含めると約9割が親の体調を心配しているということがわかった。

 今回の調査結果から、両親と同居していない30~60代の2人に1人は、親の体調に不安を感じているものの、「敬老の日」には何もしていない人が多く、さらに5人に1人は1年に一度も両親のもとに帰省できていない現状が浮き彫りになった。ただ、現状は離れて暮らしていても、極力対面でのコミュニケーションをとろうと心がけている人は6割強と、親とのつながりの関心度の高さは垣間見える結果となった。

 しかし、現代社会においては、30~60代の働き世代は多忙なことも多く、同居していない親とのコミュニケーションのとり方についての悩みも多数抱えていると考えられる。とくに30代はSNSやメールの普及で親とのコミュニケーションの高まりもみられるが、50代以上は電子メールなどの利用も減り、疎遠問題などつながり方に課題もみえる。一方で、近年その悩みをサポートする見守りサービスも多様化しており、コミュニケーションツールとして、電話だけではない様々なタイプのものが登場してきている。これからの時代、年老いてきた親とのコミュニケーションのとり方の1つとして、子ども世代側が状況に応じて便利なサービスを工夫して使い分けることで、親との新たなつながり方の発見とともに、よりよい関係性を構築することもできるかもしれない。「敬老の日」をきっかけとして、両親へのつながり方・関わり方を今一度顧みてみるのはいかがだろう。

 なお、日本光電では、離れて暮らす親の体調の変化やリスクの予兆を通知し、健康づくりをサポートする、みまもりテレケアシステム「SUKOYAKA」を提供している。同製品は、高齢者の自宅にホームステーションをセットすると、家族はインターネット上で部屋の温度・湿度・照度、高齢者の活動度を確認できる。生活リズムの乱れなどにみられる体調変化の予兆がわかると共に、熱中症などの居住環境におけるリスクや急激な活動低下などの異変をメールで通知する。活動量計を持ち歩けば、健康づくりもサポート。伝言板機能でコミュニケーションをとれ、実際に「SUKOYAKA」からの通知を機に連絡をとる機会が増えたという利用者の声が多数寄せられているという。【PR】

[調査概要]
調査方法:インターネットによるアンケート調査
調査対象:両親と同居していない全国の30代~60代
有効回答数:5028人
調査実施日:2017年8月22日(火)~8月25日(金)
調査主体:日本光電工業調べ

日本光電工業=http://www.nihonkohden.co.jp/
SUKOYAKA公式サイト=https://www.sukoyaka.ne.jp/


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