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ドウシシャ、「枕の衛生管理」に関する調査、枕の平均使用年数3.9年でカバーの下に汚れが蓄積している実態が明らかに

2017.08.15 10:38 更新

 ドウシシャは、7月6日~19日に一般の人を対象に「枕の使用状況と衛生管理」に関するアンケートと「使用中枕のたんぱく質付着の薬品試験」を用いて「枕の衛生管理」に関する調査を実施した。その結果、3ヵ月で枕全体にダニや微生物のエサとなるたんぱく質が付着している実態が明らかとなった。

 快眠のために大切な「枕」。市場では様々な枕がある中、Amazon.co.jpでは今年上半期寝具ランキング1位に「洗える枕」が登場している。この結果から、「清潔さ」を求める声が高まりつつある傾向がうかがえる。今回の調査では、一般の人が毎日使用している枕の「衛生管理」の実情と実態を「アンケート」と「化学試験」を通して明らかにし、「清潔さ」を保つ理想の枕選びについての考察をすることを目的として実施した。

 枕の使用期間についての質問では「4~5年」が最多で26%、「5年以上」という回答も11%で、37%が4年以上という結果になった。枕は比較的長年にわたって使用される傾向ということがわかった。

 「枕を買い替えようと思う時」の質問では、「汚れているなと感じた時」が最多の1342件で、実に50%以上の回答を得ている。次いで「高さや固さが合っていない時」「ぐっすり眠れないと感じた時」の順。枕の寿命に関する質問でも、汚れや破損がサインという回答が多数あり、フィット感や快眠以上に“汚れ”に対する不快を解消することが優先される傾向という興味深い結果になった。

 「枕を清潔に保つために気をつけていること」では、「天日干し」「枕カバーの洗濯・交換」「タオルを巻く」などの定期的なケアをしているという意見が多数。一方、「枕の清潔さ」の自己採点は100点満点中平均53点とやや低めだった。汚れ対策や衛生管理は十分ではないという思いがありつつ、習慣的にいつもの手入れをしている人がほとんどという印象だ。

 カバー交換や天日干しだけで衛生管理は十分かどうかの疑問に対し、3ヵ月以上洗わずに使用している枕をサンプルにたんぱく質(フケ、皮膚の脱落片、垢等)汚れの検出試験を実施。カバーを外した状態でも枕表層全面にたんぱく質汚れが検出された。

 枕は一般的に長期使用の傾向にあり、汚れを感じた時が買い替え時と捉えている人が多くいること、「清潔さ」に関してはケアをしていながらも自己評価は低めという現状がわかった。実際、今回行った化学試験で、3ヵ月以上使用した枕には、体内のたんぱく質汚れが枕全体に検出され、カバーの取替えや天日干しだけでは「清潔さ」を十分に保てないという実態も明らかになった。これにより、枕の衛生管理面では「洗える」という要素の重要性が導き出された結果となる。既にネットショップでは「洗える枕」が人気上昇中。今後は枕の買い替え時の選考ポイントとして、「洗える」という要素は大切なキーワードになると予想される。

 Amazonランキング大賞2017上半期の寝具部門(Amazonランキング大賞2017上半期(2016年11月14日~2017年5月14日))で、ハルカスタイルの洗える枕(HST-P117)が第1位を獲得した。これは、多くのユーザーが枕選びの際に「洗える」という仕様を注目ポイントとしている結果とも捉えられる。ハルカスタイルの枕は、生活スタイルにこだわる人々からのリクエストをもとに開発されたシリーズで、全24種類(8月現在)展開の洗える仕様となっている(4種類はカバーのみ)。それぞれ、機能、デザイン、衛生面を追及して作られた枕だとか。今回のアンケート調査と試験結果を通じ、ドウシシャは「洗える枕」の有効性を再確認できたことで、長年キレイを保つことができる「洗える枕のハルカスタイル」を一層アピールし、幅広いユーザーの清潔な快眠をサポートしていくという。

[調査概要]
調査方法:インターネットによるアンケート調査(アンケートサイトより)
調査期間:7月6日~7月19日
有効回答者数:2615人
回答者の属性:一般の方(性別、年齢規制なし)

ドウシシャ=http://www.doshisha.co.jp


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