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富士経済、メイクアップおよびボディケアの国内市場の調査、2017年アイブロウ市場は眉ティントが市場をけん引し242億円の見込み

2017.07.19 16:05 更新

 富士経済は、2017年2月から6分野44品目の化粧品国内市場について、3回に分けて調査を行った。その第3回目の調査結果を報告書「化粧品マーケティング要覧 2017 No.3」にまとめた。トピックスとしては、2017年市場見込(2016年比)において、アイブロウでは眉ティントが市場をけん引し242億円(7.6%増)の見通しだ。ボディシャンプーではトイレタリー、化粧品系共に高付加価値商品が好調で703億円(6.8%増)を見込む。

 今回の報告書No.3ではメイクアップ10品目とボディケア7品目を対象とした。なお、No.1ではスキンケア9品目とフレグランス5品目を、No.2ではヘアケア・ヘアメイク7品目、メンズコスメティックス6品目を報告している。

 メイクアップの国内市場では、2012年以降、メイクアップ市場は拡大を続けており、2016年は前年比5.3%増と高い伸びとなった。ベースメイクでは透明感やツヤ感を訴求したメイクがトレンドとなっており、リキッドファンデーションの需要が増加したほか、リキッドをスポンジにしみこませたクッションファンデーションが新規性の高さから好調である。また濃いシミなどの肌の悩みをカバーするコンシーラーや立体感を与えるハイライトなどに対する需要も高まっていることから、一人当たりの使用アイテム数が増加していることが、市場拡大に貢献している。ポイントメイクでは口もとに重点を置いたメイクトレンドが継続しており、リップカラーが伸びている。特に水や汗に強く色落ちしないティントタイプの商品が好調で、リップカラーだけではなくアイブロウにおいても眉ティントがヒットするなど、ティントタイプはポイントメイクにおける注目コンセプトとなっている。

 2017年は、ベースメイクで引き続ききれいな仕上がりに対する需要が高まっていることから高価格帯商品を中心に好調なほか、ポイントメイクではアイメイク、リップメイクでシーズンや使用シーンに合わせて色や剤型などを使い分ける動きが広がっており、引き続き市場の拡大が見込まれる。

富士経済=https://www.fuji-keizai.co.jp


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