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TPCマーケティングリサーチ、酒類総市場について調査、2016年度の低アルコール市場は金額ベースで前年比9.3%増の2606億9000万円に

2017.05.29 14:49 更新

 TPCマーケティングリサーチは、酒類総市場について調査を実施した。その結果、2016年度の低アルコール市場は、数量ベースで前年比11.8%増の1億6346万ケース、金額ベースで前年比9.3%増の2606億9000万円となった。

 2016年の低アルコール市場は、数量ベースで前年比11.8%増の1億6346万ケース、金額ベースで前年比9.3%増の2606億9000万円となった。同市場は、縮小を続ける酒類総市場の中で伸長を続ける重要な市場となっており、各社とも積極的な商品展開を進めている。

 メーカー別では、サントリースピリッツが前年比13.9%増の6560万ケース、キリンビールが前年比3.6%増の4880万ケース、アサヒビールが前年比36.5%増の2120万ケース、宝酒造が前年比12.7%増の1825万ケース、オエノンホールディングスが前年比8.9%減の360万ケース、サッポロビールが前年比28.9%増の281万ケースなどとなっている。

 同市場は、カクテル系の甘い商品や食事と合うすっきりした味わいの商品、高アルコールで手軽に酔える商品、果汁感を高めた商品など多様な商品がラインアップされていることから、他カテゴリーユーザーの取り込みに成功している。

 2016年のウイスキー市場は、数量ベースで前年比8.0%増の14万9334kl、金額ベースで前年比2.5%増の2534億円となった。数量ベースの内訳を見ると、国産ウイスキーが前年比8.4%増の12万6536kl、輸入ウイスキーは前年比5.8%増の2万2798klとなっている。

 同市場は、2009年に始まった“ハイボールブーム”によって、それまでウイスキーを飲用してこなかった若者や女性の需要を取り込んだことで市場が拡大。近年は、若者層の定着が進んだことで、国産ウイスキーの一部の商品が計画出荷になるなど、供給が追い付かない状況も見られる。

 メーカー別では、サントリースピリッツが前年比2.3%増の5万4000kl、アサヒビールは前年比4.2%増の3万4400kl、宝酒造が前年並みの4300kl、キリンビールが前年比14.0%増の3420klとなっている。

[調査要覧]
調査対象:ビール、発泡酒、新ジャンル、低アルコール、ワイン、清酒、焼酎、ウイスキー、ノンアルコール、梅酒
調査期間:2016年4月
資料名:「2017年 酒類総市場データベース」―酒税改正に向けてビールや低アルコール飲料への注力が進む酒類市場―
発刊日:4月12日
頒価:5万5000円(税別)

TPCマーケティングリサーチ=http://www.tpc-osaka.com


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