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秋・冬の肌トラブルを抑制するには1日3杯のレギュラーコーヒーを

2019.10.29 21:48 更新

 これから迎える秋冬は、気温・湿度が低下する屋外でも、暖房を使いはじめる室内でも、肌が乾燥にさらされる季節となる。また、肌が冷えることで肌の機能が鈍ったり、皮膚の活力が低下したりして、いきいきとしたハリが失われやすいのも特徴だ。だからこそ、こまめな対策が必要とされている。

 とくに秋の始めは、夏の間に浴び続けた紫外線の影響で「シミ・ソバカス」「くすみ」が目立つ時期でもあるという。さらに、紫外線を浴び続けることによって、肌内部のコラーゲンなどがダメージを受け「ハリのなさ」を感じやすく、晩秋から冬に向かっては、気温・湿度の低下によって血液循環も鈍りはじめ、皮脂や汗の分泌量が減少するとのこと。皮脂膜が十分つくられなくなり、目もと、口もと、ほおなどに「かさつき」が目立ちはじめるのだとか。

 そして、冬本番になると、ますます寒さ、風の冷たさなどが増し、肌の「乾燥」「肌あれ」が進んでしまうのだという。肌内部の働きが低下することで、「シワ」「ハリのなさ」「くすみ」につながるとのこと。さらに暖房でも肌の水分が奪われ、「乾燥」に追い打ちをかける状態に。また、スキーなどのウインタースポーツでは、肌に受ける紫外線の量が多くなるシーンもあるという。

 そのため、この季節は、とにかく肌を乾燥させないように気をつけることが大事なのだとか。いつもより保湿効果の高いアイテムで手入れをしたり、加湿器で空気の乾燥を防ぐのも効果的とされている。また、肌が冷たいままになるといきいきした肌が生まれにくくなるため、血行をよくするマッサージなどを取り入れるのもおすすめとのこと。

 さらに、意外と知られていないのが「秋の日焼け」。肌のハリ低下やシワの原因になるともいわれているUV-Aの積算量を合計すると、夏(5~8月)に比べて秋から春(9~4月)の方が多いというデータがあるのだとか。そのため、秋冬になっても紫外線量を甘く見ずに日々のUV対策を当たり前に行うことが必要とされている。

 また、夏場は太陽の位置が高く、紫外線は真上から降り注ぐが、秋から冬になると太陽の位置が低くなるため、額~両頬にも紫外線が広く当たるようになるとのこと。つまり、横から顔全体に当たってしまう「360°紫外線」が発生してしまうという。きちんと対策を打たなければ、夏場以上にシミやくすみのリスクが高まるとされている。

 そして、秋から冬にかけてとくに注意したいのが、肌の乾燥とのこと。湿気が少なくなり乾燥が気になり始める秋に紫外線を浴びることで、さらに乾燥が深刻化してしまうこともあるのだとか。秋の肌の状態は、夏の冷房、汗、紫外線で受けたダメージを引きずっているため、夏のダメージ肌が回復しないうちに秋の紫外線を浴びると、ダメージは増し、肌の回復力は衰え、シミが濃いままなんてこともあり得るという。

 では、秋の紫外線対策にはどんなことが効果的なのだろうか。コーヒーを飲用することで、肌シミの抑制が期待できるとのこと。シミのもととして知られるメラニンは、紫外線などのストレスを受けると産生が促進されるとのこと。シミの原因になるメラニンの産生を抑えるには、高い抗酸化作用があるカフェイン酸(ポリフェノール)が有効とされている。角化細胞と色素細胞が直接触れないようにフィルターを置いて培養。クロロゲン酸が投入されるとメラニンの生成が約3倍抑制されたという研究もあるのだとか(出典:コーヒー豆の健康・美容力)。

 美肌のためにコーヒーを飲む場合、1日何杯が目安なのだろうか。コーヒーの目安は1日およそ3杯だとか。抗酸化作用のあるポリフェノールだが、体の中にとどめておくことができないとのこと。摂取後1~2時間ほどがピークとなっており、その後4時間ほどで効果が失われてしまうという研究データがあるという。だからこそ、朝・昼・夜と時間を空けて食事と一緒にコーヒーを飲む習慣が効率的なポリフェノールの摂取につながるのだとか。また、英国の研究ではコーヒーを1日3杯飲む人たちでは、飲まない人たちに比べて死因を問わないすべての死亡を引き起こすリスクが17%低下することがわかったという。また、脳卒中や心臓病に限定した死亡リスクは19%、心血管疾患のリスクは15%とそれぞれ明らかに低下しており、1日3杯のコーヒーの摂取が効果的だとされているようだ。

 2017年発表の論文では、コーヒーを1日3~5杯摂取する集団が心血管疾患や冠状動脈性心疾患、脳卒中の発症リスクが最も低いことが明らかにされている。また、コーヒー1日3杯で全死因リスクが最も低かったうえに、がんについては1日のコーヒー摂取量が多い人の方が低い人に比べて発症リスクが低いこと、2型糖尿病でもコーヒー1日1~6杯の場合は摂取量が増えるほど発症リスクが低いことが示されたという。それだけに、秋・冬こそ、1日3杯のレギュラーコーヒーで肌トラブルの抑制を目指してみては。


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