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資生堂、世界85ヵ国で展開する「SHISEIDO」から新BBプロテクターや紫外線と環境ダメージから肌を守る日焼け止めを発売、新研究開発拠点「資生堂グローバルイノベーションセンター」の本格稼働も開始

2019.04.18 21:05 更新

 資生堂は、4月8日から本格稼働を開始した新研究開発拠点「資生堂グローバルイノベーションセンター」において、新BBプロテクターの製品および、UV探求の歴史と、最先端UV研究の成果を報告する発表会を、4月18日に開催した。発表会では、「変化するUVケア市場」とサンケアブランドが掲げる「Active life Style」の対応について説明した他、同社研究員による「UVへの取り組みの歴史」や「紫外線から美肌を守るポイント」について紹介した。

 「当社は、新研究開発拠点『資生堂グローバルイノベーションセンター(以下、GIC・呼称『S/PARK エスパーク』)を横浜みなとみらい21地区に4月8日から本格稼働を開始した。GICは、都市型のオープンラボとして、消費者と研究員の交流や、取引先や国内外の外部研究機関とのコラボレーションも行う」と、研究員の自由で新しい発想を促す場にしていくと、資生堂の大山志保理SHISEIDOサンケアブランドマネージャーが挨拶。「花椿をアイコンに使用したプレステージブランド『SHISEIDO』は、世界85の国と地域に展開し、グローバルに成長を加速させている。このブランドの主力アイテムであるサンケア製品について、GICで製品の歴史や研究開発、当社独自の技術などについて解説する」と、今回、GICで製品発表を行う理由について言及した。

 次に、同社のUV探求の歴史について、資生堂 プレステージ情報開発グループのマリアンヌ研究員が説明した。「1923年に当社初の日焼け止め『ウビオリン』を発売。下地機能を兼ね備えた日焼け止めとして、好評を得た」と、90年以上前から肌の紫外線への影響について注目していたのだという。「また、1965年には、環境にも配慮した『資生堂サンオイル』を発売。1976年には光崩壊性樹脂の開発で通商産業大臣賞を受賞した」と、環境に配慮したものづくりも行ってきたと胸を張る。

 「そして、日本で初めてPA表示を開始」と、UVAに早くから着目し、PA表示開始の10年も前から独自に効果表示を行ってきたと述べていた。「さらに、2014年には、水・汗で紫外線防御効果が高まる技術『Wet Force』の開発に成功。この技術は、紫外線防御効果が水に触れることで高まる技術となっている」と、汗をかくことでより紫外線防御効果が得られる技術なのだと教えてくれた。

 


 「この『Wet Force』技術を取り入れたのが新製品『BBフォースポーツ』と『ハイドロBBコンパクト フォースポーツ』となっている」と、大山マネージャーが、新製品にも同社独自の機能を搭載していると説明する。「近年、都会の空気は少しずつきれいになっているが、一方で紫外線の量は増加傾向にある」と、排ガス規制などによって、都会の空気はきれいになっているのだが、そのことによって、紫外線量は増えていると指摘する。「また、消費者の生活習慣も変化しており、外に出る機会は増える一方となっている」と、紫外線にさらされる時間が増えているとのこと。「そこで、当社では、アクティブなライフスタイルに寄り添ったユニバーサルデザインを追求した日焼け止め製品を新発売する」と、新たなライフスタイルに合わせた製品を開発したと訴える。

 


 「どんな状況でも、簡単に肌を守り抜く『クリアスティックUVプロテクター』は、紫外線が気になったら、いつでもどこでも、気軽にサッと塗るだけで手も汚さずにパーフェクトにプロテクトできる、持ち運びに便利な透明スティックタイプのサンスクリーンとなっている」と、昨年発売した「クリアスティックUVプロテクター」について言及。「さらに今年5月から、新たに『BBフォー スポーツ』と『ハイドロBBコンパクト フォー スポーツ』を発売する」と、どんな状況でも美しい仕上がりが特徴の製品を展開すると説明した。

 この新製品の新技術について、資生堂 Gブルースカイイノベーショングループの久保田研究員が解説した。「どんなに紫外線が強く暑い環境でも、しっかり肌を守り、ビューティーが続く最強のプロテクションで、ヘルシー・ビューティーの演出・持続を実現する技術に加えて、汗をかいた肌に快適な潤いを実現するべく研究を重ねた」と、新技術の開発経緯について紹介。「そこで、たどり着いた発想が、速乾衣類の技術を応用すること」と、これまでの水分を閉じ込めてしまう技術ではなく、水分を素早く広げて乾かす技術の開発に着手したという。「新技術『Quick Dry Technology』では、製剤が肌になじんでいきながら、速乾化粧膜が形成されることで、水を素早く広げて乾かすことに成功した」と、実験を交えながら新技術について解説してくれた。

 資生堂 サンケア製品開発グループの伊藤研究員は、「クリアスティックUVプロテクター」の技術について紹介した。「ユーザーに『クリアスティックUVプロテクター』に対するアンケートを行った結果、『なめらかなテクスチャーだと感じる』や『べたつかない使用感だと感じる』といった意見が寄せられた」と、非常に使用感の良い製品であると評価されているという。「いつでもどこでも、手を汚さずにしっかり守れることが、ユーザーの高評価に結びついていると思われる」と、使い勝手の良さもユーザーに支持されている理由であると語っていた。「また、『クリアスティックUVプロテクター』は、しっかりと紫外線を防御してくれる点も人気の理由になっている」と、「クリアスティックUVプロテクター」を塗った膜がある場合とない場合の違いについて、実験を交えながら説明してくれた。

 資生堂 商品解析グループの鈴木研究員は、「『クリアスティックUVプロテクター』は、手が汚れない使用感の他、塗った箇所が白くならない点も特徴となっている。さらにファンデーションの上からでも塗れるので、これ1本を持ち歩けば、塗り直しも簡単に行うことができる」と、「クリアスティックUVプロテクター」の特徴について詳しく解説してくれた。

 最後に、資生堂 皮膚形態研究グループの土田研究員が、最新のUV研究について説明した。「生物は、バイオフォトンと呼ばれる目には見えない極微弱な光を発している。人の肌もバイオフォトンを発しており、紫外線を浴びると、肌の酸化ダメージが進み、バイオフォトンが多く発生することが知られている」と、バイオフォトン研究について言及。「当社では、超高感度冷却CCDカメラでバイオフォトンを捉えて画像化し、皮膚の酸化状態を可視化した。その結果、紫外線によって、バイオフォトンが増加し、皮膚が酸化されていることが確認できた」と、皮膚酸化状態の可視化技術を確立したとのこと。「この可視化技術を使って、サンスクリーン不使用部と使用部の皮膚の酸化の違いについて確認した。その結果、サンスクリーン不使用部では、紫外線によって皮膚の酸化が進んでいるが、サンスクリーンを使用した部分は皮膚の酸化が抑えられていた」と、サンスクリーンの使用によって皮膚の酸化が抑制されていることをビジュアルで確認することができたと説明した。

[小売価格]
BB フォー スポーツ QD:4536円
BBコンパクト フォー スポーツ QD(レフィル):3456円
ケース(BB用):1296円
クリアスティック UV プロテクター:3024円
(すべて税込)
[発売日]
BB フォー スポーツ QD:5月1日(水)
BBコンパクト フォー スポーツ QD(レフィル):5月1日(水)
ケース(BB用):5月1日(水)
クリアスティック UV プロテクター:発売中

資生堂=https://www.shiseido.co.jp/


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