日用品・生活雑貨

P&G、プラスチックごみを再生しボトルの原料とした台所用洗剤「JOY Ocean Plastic」を発売

2019.11.06 19:05 更新

 P&Gは、世界的な環境問題である「海洋プラスチック削減」への取り組みとして、日本国内の海岸で回収されたプラスチックごみを再生し、ボトルの原料として採用した「JOY Ocean Plastic(ジョイオーシャンプラスチック)」を台所用洗剤ブランド「ジョイ」から11月上旬から発売する。

 「JOY Ocean Plastic」は、「ジョイ」ならではの高い洗浄力はそのままに、日本国内の海岸で回収されたプラスチックごみを再生し、ボトルの原料として再利用した製品とのこと。台所用洗剤のボトルとしての耐久性を担保できる最大量である約25%に日本の海岸で回収したプラスチックを使用しており、今回発売する55万本という生産量は、海洋プラスチックを使用する製品としては、一つの国に対する世界最大の生産規模となっている(P&G調べ)。また、再生された海洋プラスチックの製品ボトルへの採用は、P&Gとして日本初、そしてアジアパシフィック初となる取り組みとのこと。今回、リサイクルのエキスパートであるテラサイクル合同会社協力の下、海岸でのごみの回収からボトルの製造までの全工程が日本国内で行われている。

 世界の海洋には毎年800万トン以上のプラスチックごみが流入しており、2050年には海洋プラスチックごみの総重量が魚の総重量を超えるとの予想が発表されている。海洋プラスチックごみの多くはアジアを発生源としているといわれ、日本でも深刻な問題として対策が求められている。そこでP&Gはその対策の一つとして、日本に流れ着いたプラスチックごみを日本国内の日用品に再利用するという画期的な取り組みを実現した。食器用洗剤という生活に身近な製品で、パッケージの耐久性や透明度などの課題を乗り越え、55万本という大量生産を実現したことによって、海洋プラスチック問題について、より多くの消費者に知ってもらい、関わってもらうきっかけを提供できると考えているという。

 世界最大の日用消費財メーカーであるP&Gは、これまでも環境サステナビリティへの取り組みの一環として、他国において再生された海洋プラスチックの製品ボトルへの採用に取り組んできた。その経験を生かし、今回、日本国内においてもP&Gジャパンを代表するブランドの一つである台所用洗剤ブランド「ジョイ」で海洋プラスチックごみ削減へ向けた取り組みを実施するに至ったとのこと。

 「JOY Ocean Plastic」の中身の洗剤は、現在発売中の「ジョイコンパクトモルディブウォーターの香り」と同じだという。

[小売価格]オープン価格
[発売日]11月上旬

P&G=https://jp.pg.com/


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