エディターズダイアリー

農薬の必要性と安全性

2020.05.13 22:20 更新

▽最近では無農薬野菜が話題になっていますが、通常、野菜を栽培する際には、害虫や雑草から農作物を守るために農薬が必要不可欠とされています。農薬がなかった時代には、太鼓やたいまつを持ち、田んぼのまわりを歩いて虫を追い払っていたのだとか。また、江戸時代には、クジラの油を水田にまいたり、昭和初期には、たばこの成分である硫酸ニコチンや蚊取り線香の成分である除虫菊などが使用されていたそうです。

戦後に入ると、技術進歩により化学合成農薬が使用されるようになり、収穫量の増加、農作業の効率化が進んだとのこと。しかし、農薬は使い方を間違えると、生物や環境に悪影響を与えてしまうそうです。そのため、登録制度によって厳しい審査が行われ、食品ごとに残留基準値が定められているとのこと。基準値を超えて残留する食品の輸入は、食品衛生法(ポジティブリスト制度)により禁止されており、検疫所において残留農薬の検査などが行われているそうです。


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