エディターズダイアリー

冬至の湯治で恐るべき柚子パワーを実感

2019.12.09 18:16 更新

▽北半球では一年で最も昼が短く、夜が長い日「冬至」がもうすぐです。毎年12月22日頃が冬至にあたり、この日はお風呂に柚子を入れて入浴する「柚子湯」の習慣があります。柚子湯はまさに天然の入浴剤で、輪切りにした柚子を布袋などに入れて浴槽の中に入れると、よい香りが気分を爽快にし、精油成分が皮膚を刺激して血行を良くして、肌をなめらかにし、疲労回復、冷え性・リウマチに効果があるとのこと。この習慣は銭湯ができた江戸時代から始まった習慣で、冬至→湯治(とうじ)、柚子→融通をかけて「お湯に入って融通よくいきましょう」という意味があるようです。

柚子は中国を原産地とするミカン科の樹木とのこと。日本では、奈良時代の初め頃すでに栽培されていて、「本草和名抄」や最古の医学書「医心方」に「柚」の記載があります。また、漢方では「上品(じょうほん)」「君薬(くんやく)」と呼ばれ、免疫系・内分泌系・神経系・代謝系・血管系等の調節機能を活性化する働きがあり、昔から薬として利用されてきました。


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