エディターズダイアリー

色がもたらす心理的効果とは

2019.01.21 23:13 更新

▽視覚情報の中で、色は大きな心理的効果をもたらすとされています。色による心理的効果は、万人共通の効果である「知覚感情」と、個人差の大きい「情緒感情」の2つに大きく分けられるそうです。知覚感情では、一般的に、緑や青はリラックス効果があり、落ち着く色といわれています。進化の過程で、初期の哺乳類の生活の場は、地上ではなく主に樹上だったとのこと。そのため、哺乳類の色覚は、最初が緑、次に緑の間から見える空の色を識別するために青、次に木の実を探しやすいように赤という順で獲得したという説もあるのだとか。

そして、このとき、緑や青は生活の場の色として認識されたそうです。地上で肉食獣に追われて見上げた目の先には、青い空と緑の葉が茂る住居があり、安心できる場所の色であり、寝る、食べる空間の色であると考えると、緑や青から弛緩反応が生じ、落ち着くと感じても不思議ではないとのこと。人間の進化の過程で、生き残るために獲得してきた色への反応ではないかといわれています。


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