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ブラザー工業、スマホでラベル作成ができるラベルライター「P-TOUCH CUBE」から24mmテープカセットに対応した「PT-P710BT」を発売、QRコードラベルによる新たな活用法を提案

2018.01.30 19:52 更新

 ブラザー工業の国内販売子会社であるブラザー販売は、専用のスマホアプリでラベル作成できるラベルライター「P-TOUCH CUBE(ピータッチキューブ)」の新製品として、従来の12mmよりもさらに太い24mmテープカセットに対応したことで、ラベルのデザイン性や機能が拡張した「PT-P710BT」を2月中旬から発売する。1月30日に行われた新製品発表会では、新製品の概要や販売戦略について説明した他、文具王として活躍し、同製品のスマホアプリの開発に携わった高畑正幸氏も登壇し、「シェアラベル」という新たなテンプレートの詳細について紹介した。また、整理収納やカフェ運営の学校を主宰する専門家、ヘアサロン店のスタッフを交えたトークセッションを開催。新製品の新たな活用法などについて語り合った。

 「ラベルライター市場が減少傾向にある中、当社ではキーボードをなくしスマホで入力する新たなコンセプトのラベルライター『ピータッチキューブ』を発売。機械操作が苦手な人でも、使い慣れたスマホで簡単に編集したり、あらかじめ用意したテンプレートを使うことで、おしゃれなデザインのラベルが作成できることなどが奏功し、発売から1年間で4万台の販売台数を記録した。現在では6万台を超え、家電量販店における店頭シェアは30%超にまで拡大している」と、ブラザー販売 マーケティング推進部の伊藤英雄部長が挨拶。「製品の良さをしっかり消費者に伝えることができれば、減少傾向にある市場でも、確かな支持を得られることが確認できた」と、市場を活性化させる製品を上市できたことで、ラベルライターの新たな価値を提供することができたと胸を張る。「また、スマホアプリを事前に体験できる点も消費者から大きな支持を得られた一因と分析している」と、購入前にラベル作りを体験できるため、消費者自身が納得して製品を購入するというスタイルが確立できたのだと話していた。

 「その一方で、テープ幅が12mmであるため、見やすさなどの点に不満を感じているユーザーが多いことがわかった」と、ラベル幅が狭いことで、文字が細かくなってしまうとともに、表現できるグラフィックにも限りがあるということが露呈してしまったと語る。「そこで、ラベル幅を倍の24mmにし、文字の視認性を高めたほか、文字以外の絵をラベルに表現することも可能になった」とのこと。「また、これまでの4つのテンプレートカテゴリに加え、新たに『ショップラベル』と『シェアラベル』を追加した」のだという。「『ショップラベル』は、店舗で使えるラベルテンプレートとなっており、店舗イメージに合った文字の他、ロゴや画像も印刷することができる」と、個人商店を営む人に使ってほしい機能を盛り込んでいるとアピールした。

 そして、「シェアラベル」については、アプリの監修を務めた文具王として活躍する高畑正幸氏が説明した。「今回、QRコード印刷を行うことで、自分以外の他人にも情報を共有することができる機能を搭載した」と、QRコードにフォーカスしたテンプレートなのだという。「例えば、画像や動画をクラウドサービスの『Dropbox』にアップロード。このコンテンツを閲覧するQRコードを発行し、これをラベルに印刷することで、簡単にシェアすることができる」と、撮影した画像や動画をワンストップでQRコードにし、ラベル印刷できるテンプレートなのだと紹介する。

 「QRコードを使って、ホームページにリンクするというだけでなく、画像をシェアしたり、例えば家電などにQRコードを貼り付け、その取り扱い説明書をシェアさせるなど、様々な用途も可能だ」と、QRコードの新たな活用法を提案できる機能を盛り込んでいるとのこと。「プレゼントボックスにQRコードを貼り付け、動画でありがとうメッセージを伝えたり、スピードくじのように、1つひとつ違うコンテンツにリンクさせるなど、これまでの概念を覆す使用が可能になると思っている」と、QRコードとラベル印刷という今まであったものをさらに進化させた機能を付加した使い方を提案することで、新たな需要の掘り起こしができるのではないかと語っていた。

 伊藤部長は、「これまでのテンプレートについても、新製品向けのコンテンツを用意した」と、既存のデザインもさらにバリエーションが豊富になったのだという。「そのほか、リチウム充電池搭載で、コンパクトな本体サイズを維持しつつ、オートカット機能やパソコンからもラベル作成ができるようになった」と、さらに使い勝手が向上したとアピールする。「『PT-P710BT』は年間1万台の販売を計画。家電量販店やWEB通販などで販売する」と、家庭用途だけでなく、カフェや美容サロンなど個人商店に向けて、新製品をしっかりアピールしていきたいと意気込んだ。

 次に、整理収納アドバイザーの小林尚子氏、佐奈栄学園カフェズ・キッチンの富田佐奈栄学園長、uka恵比寿三越店の宮城亜耶乃リードヘアスタイリスト、ブラザー工業ラベリング&モバイルソリューションズ事業 事業企画部商品企画グループの伊藤みずえ氏によるトークセッションが行われた。整理収納に「ピータッチキューブ」を使っているという小林氏は、事前に新製品を使用したとのこと。「テープ幅が、従来品から2倍になったことで、遠くからラベルの内容を確認したい収納ボックスなどの整理収納に役立っている」と、大きな文字で中身が確認しやすいようにしたい場合に活用できる製品であると説明する。

 「文字だけでなく、画像や絵を入れたりできるので、活用方法の幅も広がった」と、多彩なラベルを用意することで、仕分けがより簡単に行えるようになったと話していた。この意見について、伊藤氏は、「従来の12mm幅では、一つひとつのラベルをデザインすることまで行うには難があった。しかし24mm幅になったことで、デザイン性が増し、より魅力的なラベルをデザインできるようになった」と、ラベル幅が倍に広がったことで、よりオリジナル性の高いラベルが作成できるようになったと解説してくれた。

 富田学園長は、カフェや飲食業を営む店舗での利用を想定。「飲食店では、様々な洗剤を使っており、これを大量に仕入れて、小分けにして使っている。そのため、どのスプレーに、どんな洗剤が入っているのかがわかるようにすることはもちろんのこと、顧客の前でテーブルや床を拭く際に使用する場合でも、『ピータッチキューブ』では、おしゃれなラベルを作れてしまうので、気兼ねなく使うことができると思う」と、飲食業のバックヤードに欠かすことのできないアイテムもラベルでおしゃれにしてしまうことで、清潔な店舗であるという顧客へのアピールにもつながるのではないかと話していた。

 


 この点について伊藤氏は、「『ピータッチキューブ』は、水や油などがかかってしまう過酷な環境でも、文字がかすれてしまう心配がない」と、印字面にフィルムをかぶせているので、水や油汚れにも強いラベルなのだという。「ショップラベル」も使ってみたという富田学園長は、「商品名をラベルに印刷して、その商品を包む袋などに貼り付けると印象がぐっと良くなる」と、商品のイメージをアップさせる使い方が可能なテンプレートが満載であると語っていた。

 宮城リードヘアスタイリストは、「テスターなどにおしゃれなラベルを貼ることで、より安心して顧客に使ってもらうことができる」と、トリートメントなどのテスターの容器に貼るラベルを「ピータッチキューブ」で作成したとのこと。「ヘアケア商品をラッピングする際に、『ピータッチキューブ』を活用しているのだが、サロンオリジナルのラッピングに仕上げることができて重宝している」と、様々なオリジナルラベルを簡単に作れてしまう点が魅力であると語っていた。

 この点について伊藤氏は、「今回の新製品の発売に合わせて、フォントを追加。69種の書体を搭載している。また、OSに搭載されたフォントも使うことができる」と、文字のバリエーションも豊富に取り揃えているとのこと。宮城リードヘアスタイリストは、「シェアラベル」も実際に使ってみたという。「例えば、サロンのようなスタイリングが自宅でできないという顧客に対し、スタイリング方法を動画に記録。これをシェアすることで、自宅でもサロンのスタイリングを行うことができるようになる」と、その場で撮影した動画をすぐにQRコードとして掃き出し、シェアできるという「シェアラベル」の利点をフルに活用していると話していた。【PR】

[小売価格]1万2500円(税別)
[発売日]2月中旬

ブラザー工業=http://www.brother.co.jp
ブラザー販売=http://www.brother.co.jp/bsl/

 


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